荒川静香左手薬指にキラリ
会見で荒川の左手薬指に指輪がキラリ。五輪期間中からトリノで写真に撮られるなど話題になっていた。会見では指輪の話は出なかったが、左手薬指で思い浮かぶのは、婚約。“シズカマニア”にとっては、気になるところだ。・・・ranking
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荒川静香ポロリ画像
これしかないという筋書きだった。荒川静香は、SP1位のコーエンと0.71点差で、ほぼ同格。上位3選手が同じだけの重圧を背負う中、フリー演技は始まった。
コーエンは、冒頭の連続ジャンプでまさかの転倒。2つ目のジャンプも手をつくなど、明らかに硬い滑り出しだった。得意のスピンも軸が安定しない。しかし中盤から意地で持ち直し、得意のスパイラルは満面の笑みで観客をひきこんだ。「自分の足でしっかり立てなかった」とこぼしたコーエン。SP1位の重圧は予想以上だった。
荒川は冷静だった。新採点方式になってから、複雑なジャンプのルールに戸惑い、今季はジャンプミスに悩まされた。跳ばなければいけないジャンプを抜かしたり、連続ジャンプを忘れたり。混乱した時の荒川は、少し体の動きが機械的になる。しかしこの日は違った。
プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の流れに乗り、伸びやかに手足が動く。2つ目のジャンプでは、3回転-3回転の予定を、3回転-2回転に抑え、堅実に体力を温存。後半の、イナ・バウアーから続く3連続ジャンプに勝負をかけた。
今季のシーズン初めは、スパイラルもスピンも、思ったより点が伸びなかった。「点を取りこぼしている」と荒川は、手を離すY字スパイラルや、ドーナツスピンとビールマンスピンを組み合わせるといった、オリジナルの技を次々と開発。金メダルへの道を一歩ずつ進んでいた。
「いまだに信じられない。楽しく滑ることが出来たのが良かったのかも」と荒川。8年間待ち望んだ五輪の金メダルを胸に、満面の笑み。クール・ビューティーの目に涙が浮かんだ。
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